Melodyne 5のグレードはどれがいい?Essential・Assistant・Editor・Studio比較
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Melodyne 5(メロダイン)のグレードはどれがいい?Essential・Assistant・Editor・Studioの違いと最安の買い方

Celemony『Melodyne(メロダイン)』は、Essential/Assistant/Editor/Studioの4つのグレードに分かれています。(読み:エッセンシャル/アシスタント/エディター/スタジオ)

グレード選びで迷いやすいのは、この4つが「性能の差」ではなく「編集できる範囲の差」で分かれているからです。ピッチ補正の精度や音質はどのグレードも同じで、違うのは「どんな素材の、どこまで細部に手が入るか」だけ。つまり自分が何を編集したいかが決まれば、必要なグレードはほぼ自動的に決まります。この記事では各グレードがどういう人に必要かを整理したうえで、いま持っているバージョン別に一番安く手に入れるルートを実際の販売価格とあわせてまとめます。

セールの最新状況と過去のセール価格はMelodyneセール情報まとめで追いかけています。

結論の早見表(編集したい素材で決まります)

  • 単音(ボーカルなど)の基本的なピッチ・タイミング補正だけ → Essential(¥17,250)
  • ビブラート・フォルマント・歯擦音まで、ボーカルを細部から仕上げたい → Assistant(¥43,401)
  • ピアノ・ギターなど和音の中の1音を直したい/サンプルを曲のキーに合わせたい → Editor(¥69,540)以上が必要
  • コーラス複数本など、トラックをまたいで同時に編集したい → Studio(¥121,840)のみ
  • 旧バージョン(Melodyne 4以前)を持っている → アップデートが最大80%オフ(¥3,310〜¥5,050)

すでにMelodyneをお持ちの方は → アップデート/アップグレード価格へ

Melodyne 5の4グレードの違い

グレードは「Essential < Assistant < Editor < Studio」の順に機能が増え、上位は下位の全機能を含みます。まず機能の対応表を見て、そのあとに「そのグレードで足りる人・足りなくなる人」を1つずつ説明します。

機能EssentialAssistantEditorStudio
ピッチ・タイミング・レベルの基本補正(メインツール+マクロ)
コードトラックとコード検出
全ツール(ビブラート・フォルマント・歯擦音など)
オーディオ→MIDI変換
DNA Direct Note Access(和音内の各ノートを編集)
拡張テンポ機能・拡張スケール機能
マルチトラック表示・複数トラックの同時ノート編集
サウンドエディター(倍音ベースの加工)

機能比較はCelemony公式「Melodyneエディション」と国内代理店フックアップの比較ページをもとに整理しています。

Essential|「たまにボーカルを直す」ならここで完結

公式が「編集といっても時々ボーカルを微調整する程度……という方も」と案内している入門グレードです。できるのはノートのピッチ・位置・長さの編集と、ピッチ/タイミング/ダイナミクスをまとめて整えるマクロ。対象は単音のボーカルや楽器のほか、ドラム、そしてミックス全体のトランスポーズやタイムストレッチにも使えます。国内代理店も「基本的なピッチ補正とタイミング補正には十分」という位置づけです。

足りなくなるのは、細部に踏み込みたくなったときです。ツールがベーシックなものに限られるため、ビブラートの深さ、フォルマント、歯擦音(サ行の刺さり)には手が届きません。また和音はひとつのかたまりとして表示され、中の1音だけを直すことはできません。

実際の入手経路として多いのがDAWやオーディオインターフェースへの付属で、付属版はこのessential相当であることがほとんどです。「付属版で使ってみて、物足りなくなったら差額で上のグレードへ」という段階的な買い方が公式に用意されているので、最初の1本として損をしない選択でもあります(詳しくは後述の最安ルート)。

→ Essentialの現在価格は価格一覧で確認できます。

Assistant|ボーカルを「直す」から「仕上げる」に変わる

公式が「プロフェッショナルなボーカル編集に必要なすべて」と位置づけるグレードです。Essentialとの違いはツールが全部入りになること。イントネーション、ビブラート、ピッチドリフト、歯擦音、フォルマント、ノート内のタイミングやノート間のつながりまで、単音の表現に関わるほぼすべてのパラメータを個別に編集できます。インスペクターで数値を直接指定できるのもこのグレードからです。

もうひとつの追加がオーディオ→MIDI変換です。歌ったメロディをMIDI化してシンセで重ねる、ベースラインに電子音をダブらせるといった、補正にとどまらない制作系の使い道が開けます。

向いているのは、編集対象がボーカルや単音の楽器に絞られている人です。歌ってみたやボーカル曲の制作で「ピッチを合わせる」だけでなく「表現として整える」ところまで踏み込みたい場合の、実質的なスタートラインになります。逆にピアノやギターの録音を直したい場合、和音の扱いはEssentialと同じ(かたまりのまま)なので、このグレードでは足りません。

→ Assistantの現在価格は価格一覧で確認できます。

Editor|和音・サンプルを扱うならここが分岐点

このグレードから、Melodyneの代名詞ともいえる特許技術DNA Direct Note Accessが載ります。和音の中の1音ずつにアクセスできるため、ピアノ弾き語りの録音でコードの中の1音だけ直す、ギターのコード録音で、和音の中の特定の1音だけピッチを修正する、手持ちのサンプルを曲のキーやコード進行に合わせて作り替える、といった作業が可能になります。国内代理店も楽器トラックの編集について「Melodyne Editorは優れたフレキシビリティを発揮する」とし、その中核にDNAを挙げています。

テンポエディター(曲中のテンポ変化のマップと編集)と拡張スケール機能もEditorからです。生演奏のテンポの揺れに他のトラックを合わせる、平均律以外のスケールで補正する、といった一歩踏み込んだ用途に対応します。

向いているのは、編集対象が「歌だけ」ではない人です。ギターやピアノを自分で録る人、サンプルを多用するトラックメイカーは、AssistantではなくEditorが実質的な最低ラインになります。

→ Editorの現在価格は価格一覧で確認できます。

Studio|トラックを「またいで」編集する人の全部入り

全機能入りの最上位です。Studioだけの機能は、大きく分けるとマルチトラック編集系サウンドエディターの2系統です。マルチトラック編集系には、複数トラックのノートを1つの画面に並べて同時編集するマルチトラックノート編集のほか、複数トラックにまたがるマクロ、参照トラックへのクオンタイズが含まれます。これにより、何本も重ねたバッキングボーカルの音程やタイミングをそろえる、あるトラックのタイミングを別のトラックに合わせてそろえる、といった作業が一気に効率化します。国内代理店はボーカル用途におけるStudio最大の利点としてマルチトラックノート編集を挙げています。

もう1系統がサウンドエディター。倍音のバランスを直接編集するサウンドデザイン機能で、補正の枠を超えて音色そのものに手を入れられます。

向いているのは、コーラスワークを何本も重ねる制作スタイルの人、複数トラックにまたがる編集が日常になっているエンジニア、サンプルとマルチトラックを行き来しながらアレンジを組む人です。逆に1トラックずつの編集で困っていないなら、Editorとの差額¥52,110ぶんの固有機能を使うかどうかが判断基準になります。

→ Studioの現在価格は価格一覧で確認できます。

価格一覧(実売価格)

この記事の価格は、Plugin Boutiqueの日本円表示を参照しています。(2026年8月20日確認・為替で変動します)

単体購入

グレード価格販売ページ
Melodyne 5 Essential¥17,250Essentialを見る
Melodyne 5 Assistant¥43,401Assistantを見る
Melodyne 5 Editor¥69,540Editorを見る
Melodyne 5 Studio¥121,840Studioを見る

旧バージョンからのアップデート(最大80%オフのセール中)

Melodyne 4以前の同グレードから最新版へ上げる「Update」製品は、2028年1月3日までの長期セールで大幅割引になっています。

持っているもの割引価格販売ページ
Melodyne Studio 480%オフ¥5,050(通常 ¥25,970)Studio Update
Melodyne Studio 3以前80%オフ¥5,050(通常 ¥25,970)Studio Update(旧版)
旧Melodyne Editor70%オフ¥5,050(通常 ¥17,250)Editor Update
旧Melodyne Assistant61%オフ¥3,310(通常 ¥8,540)Assistant Update

グレード間のアップグレード

用語の整理をすると、Update=同じグレードの旧バージョン→最新版Upgrade=下位グレード→上位グレードです。Upgrade製品の中には旧バージョンの所有者も対象になるものがあり、たとえばEditorへのアップグレードは販売ページに「any previous version of Melodyne Assistantの所有者が対象」と明記されています。つまり旧Assistantを持っている人は、いったん最新Assistantに上げてからEditorへ、と二段階にする必要はありません。対象条件は製品ごとに異なるため、購入前に各販売ページのUpgrade Noteをご確認ください。

持っているもの → 上げたい先価格販売ページ
Essential → Assistant¥25,970Assistantへアップグレード
Essential → Editor¥52,110Editorへアップグレード
Essential → Studio¥104,410Studioへアップグレード
Assistant(旧バージョン含む) → Editor¥25,970Editorへアップグレード
Assistant → Studio¥78,260Studioへアップグレード
Editor → Studio¥52,110Studioへアップグレード

所有状況別・一番安いルート

① 初めて買う

単体購入が基本です。ここで知っておきたいのが、Melodyneのアップグレードは公式に「差額のみ」の価格設計になっていること。公式サイトも「最終的な支払額は、最初から上位エディションを選択したときと変わりません」と明言しており、実際にEssentialを買ってからアップグレードした場合の合計と単体購入の差は約180円しかありません。つまりグレード選びを間違えても金額的な損はほぼ発生しないので、迷ったら小さく始めて、必要になったときに上げるので大丈夫です。

② Melodyne 4以前の旧バージョンを持っている

上の「アップデート」一覧が該当します。StudioとEditorは¥5,050、Assistantは¥3,310で最新版に上がれます。旧バージョン所有者向けとしては大きな割引率で、このセールは2028年1月3日まで続く長期開催です。

なお、同じグレードのUpdateを経由せず旧バージョンから上位グレードへ直接アップグレードできる製品もあります(例:旧Assistant→最新Editor)。欲しいのが上位グレードなら、二段階で買う前に上の「グレード間のアップグレード」の対象条件を確認してください。

③ essential相当を持っている(DAW付属を含む)

DAWやオーディオインターフェースに付属していたMelodyne essentialのライセンス(シリアル)をお持ちの場合も、アップグレード元にできます。Assistantへ¥25,970、Editorへ¥52,110。ただし付属の形態によってアップグレードの条件が異なる場合があるため、購入前に各販売ページのUpgrade Noteをご確認ください。

④ AssistantまたはEditorを持っている

Assistant→Editorは¥25,970、Editor→Studioは¥52,110です。和音編集(DNA)が必要になった時点でEditorへ、トラックをまたぐ編集が必要になった時点でStudioへ、という段階的な上げ方ができます。プロジェクトの互換性は全グレード間で保たれているので、移行で作業データが無駄になることはありません。

迷ったら30日トライアルで全グレードを試せる

完全無料の永続版はありませんが、Celemony公式サイトに最上位Studioの30日間無償トライアルがあります。ここで重要なのは、公式が「試用期間中は下位エディションに切り替えて機能を比較できる」と明記していることです。つまりトライアルは単なるお試しではなく、グレード選びそのものを自分の素材で検証できる仕組みになっています。この記事で候補を2つまで絞ったら、最後はトライアルで切り替えて確かめるのが確実です。

試用版は1台のコンピューターにつき1回限りで、登録時とプログラム起動時にインターネット接続が必要です。また、DAWやオーディオインターフェースにMelodyne essentialのライセンスが付属していることがあるため、購入前に手元の環境に含まれていないか確認するのもおすすめです。

よくある質問

あとから上位グレードに上げられる?

できます。差額式のアップグレード製品を購入する形で、公式も「最終的な支払額は最初から上位を選択したときと変わらない」としています。下位グレードで作ったプロジェクトはそのまま上位で開けます。

EssentialとAssistantの違いをひとことで言うと?

「基本補正だけ」か「全ツール」かの差です。音程とタイミングを合わせるだけならEssential、ビブラート・フォルマント・歯擦音など歌の表現に踏み込むならAssistantです。

和音(コード)の編集はどのグレードから?

DNA Direct Note Accessを搭載するEditor以上です。EssentialとAssistantでは和音はひとかたまりの表示になり、中の1音にはアクセスできません。

DAWに付属しているMelodyneと製品版の違いは?

付属版はessential相当であることが多く、基本のピッチ・タイミング補正が中心です。和音編集(DNA)やマルチトラック編集を使いたい場合はEditor以上へのアップグレードが必要になります。

セールはいつ?

旧バージョンからのアップデートは2028年1月3日まで長期セール中です。単体購入の割引は開催期間が限られるため、最新状況はMelodyneセール情報まとめをご確認ください。

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