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iZotope Ozone 12, 11, 10, 9の違いを簡潔にまとめてみた【Elements, Standard, Advanced まとめて比較】

2025年9月に発売されたiZotope『Ozone 12』。筆者が買い替えを検討するついでに、どのような機能の変化があるのかOzone 9、Ozone10、Ozone 11、Ozone 12の4つで簡潔に違いをまとめました。

RXでも比較しています

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iZotope Ozone 9, Ozone 10, Ozone 11, Ozone 12 【Standard , Advanced版】の違い

Ozone 9, Ozone 10, Ozone 11, Ozone 12の4つで差がある機能と新しく追加された機能のみを以下にまとめます。(3つ全てに共通して搭載された、差のない機能は省略します)

  • 「●」はStandardとAdvancedの両方に搭載された機能
  • 「◇」はAdvancedのみに搭載された機能
  • 「+」は性能向上や追加機能を示します
Ozone 9Ozone 10Ozone 11Ozone 12
Stem Focus
ミックス、ボーカル、ドラム、ベース
のいずれかのみを処理できるように
+進化
性能向上
Clarity Module
動的にブースト、カットを行い、
抜けの良いサウンドに仕上げる
Transient/Sustain
トランジェントとサステインを
切り替えて別々に処理
Upward Compress
(Maximizer)
音量の小さい部分を持ち上げる
Delta buttons in all modules
全モジュールにデルタボタン追加
Assistive Vocal Balance
ボーカル音量が適切か判断・補正
Master Rebalance
2mix音源のボーカル/ドラム/ベースの
音量を別々にコントロール

[Standardでも
利用可能に]
Low End Focus
低音域のぶつかり
(例えばキックとベース)を回避
+進化
UI改善
Spectral Shaper
特定の耳障りな音などを
自然に解決する
+進化
UI改善
Master Assistant
みんな大好き
半自動マスタリング
+進化
性能向上
+さらに進化
性能改善
Refined Targetsが登場
Clarity追加
Upward Compression追加
++さらに進化
ユーザーの利用傾向を学習
対象モジュールを選択できる
[Custom Flow]
Magnify Soft Clip
(Maximizer module)
スレッショルドを超える前にサチュレーションを
入れることで原音を維持しながら
ラウドネスだけをブーストする
IRC 5 Maximizerモード
(Maximizer module)
高LUFSでも歪みのないクリーンで
オープンなマスターを簡単に作成
Recover Sides
(Imager Module)
サイドの存在感を失うことなく
幅を減少させる
Impact Module
曲全体の細かいダイナミクスを
4つ周波数帯域に分けて調整
トラックを馴染ませ厚みのあるサウンドに
Stabilizer Module
トーナルバランスを特定の音楽ジャンルに
適した形に動的に近づける 

[Standardでも
利用可能に]
+進化
25のジャンル
ターゲットを追加
Bass Control
低域を制御
Unlimiter
過剰な圧縮によって刈り取られた
ダイナミクスをマキシマイザーの
Undoボタンのように復現します

Ozone 12で追加された機能の中でも特徴的なのが「IRC 5 Maximizer」と「Unlimiter」。「IRC 5 Maximizer」は耳で聞いて分かりやすく効果を感じられる進化となっており、潰れたダイナミクスを復現する「Unlimiter」は他ではあまり見かけない珍しい機能です。

Ozone 11で追加された機能の中でわかりやすく特徴的なのが「Assistive Vocal Balance」。曲の中のボーカル音量を整えてくれるものです。アマチュアの音楽を聞いていると感じがちな「ボーカルが小さい/大きいな...」を一気に解決することができます。

Advanced版に限定すると特徴的な機能が「Clarity Module」。簡単な作業でクリアな音に仕上げられます。

StandardユーザーはOzone 11から元々Advanced専用機能だった「Master Rebalance」が使えるようになります。2MIXからボーカル、ドラム、ベースを抜き出して別々に音量をコントロールできる機能です。

めちゃくちゃ地味ですがデルタボタンの実装も便利なはず。

できるだけ慎重に調べてまとめましたが、もし表に間違いがあればTwitterでご指摘いただけるとありがたいです。

販売サイトでOzone 12を探す

Ozone Elements に搭載されている機能

Ozoneには上記のStandard, Advancedに加えて、より少ない機能に絞った入門版「Ozone Elements」も用意されています。Elementsはバンドル類で配布されることもあり、安価に入手しやすい一方で、各モジュールを個別プラグインとしてDAWに立ち上げて細かく編集する用途には対応していない点が大きな違いです。基本的には Master Assistant が提示する処理を、用意された Macro 操作で微調整する形になります。

Ozone Elements(Ozone 9 Elements ~ Ozone 12 Elements 共通)に含まれるのは以下の機能です:

  • Master Assistant(Standard / Advanced と同等のアシスタント機能)
  • Equalizer Module(EQ)
  • Imager Module(ステレオ幅調整)
  • Maximizer Module(ラウドネス処理)

Standardで追加されるMaster RebalanceStabilizerSpectral ShaperLow End FocusImpact などのモジュールはElementsには含まれません。Advanced専用のClarityStem FocusUnlimiter なども当然対象外です。

「とりあえずMaster Assistantで自動マスタリングだけ使えれば良い」「もう少し凝った調整は他のEQ・コンプで行う」というユーザーには十分機能します。逆に、ジャンル別ターゲットに沿わせるStabilizerや、ボーカル音量補正のAssistive Vocal Balanceを使いたい場合はStandard以上が必要です。

Elementsからアップグレードする場合の最安ルートも下の購入ガイドに記載しています

Ozone 12の最安購入法【クロスグレード・アップグレードも対応】

以下記事にiZotope製品の所持状況によって買える様々なアップグレード・クロスグレードをまとめて最も安く購入する方法解説していますので、ぜひご活用ください。

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