映像制作で録った声の「聞き取りにくい」「音量がバラバラ」「反響がひどい」を解決するためのWaves製プラグインをまとめた日本限定パック『Waves 動画音声トラブルバスターパック』が、22,000円で販売されています。7製品入りで、販売は2026年9月24日までです。
※価格は2026年9月1日時点のMIオンラインストア表示です。
収録されている7製品

ストアの説明では「専門知識なしに映像制作時の音声処理を簡単に解決できるWavesパック」とされています。ノイズ除去 → 音量の調整 → 音質の補正 → 配信基準に合わせた最終調整という、映像の音を仕上げるまでの流れをひと通りカバーする構成です。
| 製品 | 役割 | 単体の現在価格 |
|---|---|---|
| Clarity Vx DeReverb | 録音に入った部屋の反響(リバーブ)を後から取り除く | ¥7,040 |
| Silk Vocal | 声に艶と存在感を加えるボーカル専用処理 | ¥7,040 |
| Vocal Bender | ピッチとフォルマントを動かして声質を変える | ¥5,280 |
| S1 Stereo Imager | ステレオの広がりと定位の調整 | ¥5,280 |
| WLM Plus Loudness Meter | 配信・放送のラウドネス基準に合わせるためのメーター | ¥5,280 |
| GEQ Graphic Equalizer | グラフィックEQ。耳障りな帯域を直感的に削る | — |
| L1 Ultramaximizer | Wavesの定番リミッター。音量を持ち上げて頭を揃える | — |
| 上記5製品を単体で買った場合の合計 | ¥29,920 | |
単体価格を確認できた5製品だけを合計しても29,920円で、7製品入りのパック(22,000円)より高くなります。5製品の通常価格の合計は112,420円です。GEQ Graphic EqualizerとL1 Ultramaximizerの単体価格は今回確認できなかったため、表では「—」としています。
どんな場面で効くか
このパックが想定しているのは、スタジオではない場所で撮った映像の音です。構成を見ると対処の対象がはっきりしています。
- 部屋が響いて声がぼやける → Clarity Vx DeReverb。反響そのものを減らします。ノイズ除去とは別の処理で、「マイクが遠い」「天井が高い」といった環境で起きる問題に対応します。
- 声が細い・埋もれる → Silk VocalとGEQ Graphic Equalizer。前者は声専用の処理、後者は帯域を見ながら削る一般的なEQです。
- 音量がバラつく・全体が小さい → L1 Ultramaximizer。上限を決めたうえで全体を持ち上げます。
- 配信プラットフォームの音量基準に合わせたい → WLM Plus Loudness Meter。YouTubeなどが採用しているラウドネス(LUFS)を測るためのメーターです。
- 声の高さやキャラクターを変えたい → Vocal Bender。ピッチとフォルマントを別々に動かせます。
- ナレーションが真ん中に張り付いて窮屈 → S1 Stereo Imager。広がりと定位を調整します。
逆に、環境ノイズ(エアコン・交通音・ヒスノイズ)を消したい場合は、このパックに専用のノイズリダクションは入っていません。Clarity Vx DeReverbは反響を対象にしたもので、鳴り続けるノイズを削るのは別製品の役目です。そちらが目的なら、以下のパックのほうが構成が合います。
● Waves『配信音質向上パック』|Clarity Vx・Vocal Riderほか5点
Wavesの他のセールと比べる
Wavesは単体製品も常時セール対象になっていることが多く、2026年9月1日時点でもMIオンラインストアで70製品以上が値下げされています。必要なのが1〜2製品だけなら、単体で買ったほうが安く済むこともあります。