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ディレイラマ(Delay Lama)とは?今も無料で使える?現行DAW対応の復活版MonkSynthのダウンロード方法

「Delay Lama(ディレイラマ)」(2002年にAudioNerdzが公開したフリーVST)を覚えていますか?画面上でアニメーションするチベット僧侶が、X/Yパッドの操作でピッチと母音を変化させて歌う、というインパクト抜群のフォルマント・ボーカルシンセです。DAWの世代交代でとっくに動かなくなってしまっていたこの名作が、開発者JonET(Jonathan Taylor)氏により、現代のDAW向けにオープンソース・リメイクとして復活しました。2026年9月14日には初の正式版MonkSynth v1.0.0が公開され、画面の表示も日本語に対応しています。

最新・最近の無料配布情報

2026年9月17日更新。9月14日に初の正式版 MonkSynth v1.0.0が公開されました(4月から続いていたベータ版の区切り)。GitHubでオープンソース(MITライセンス)として無料配布中で、Windows / macOS / Linux 対応のVST3 / AUプラグインです。画面表示は英語・日本語・韓国語に対応し、OSの言語設定に合わせて自動で切り替わります。

無料配布概要

【プラグイン名】MonkSynth(モンクシンセ)
【開発者】JonET(Jonathan Taylor)
【ライセンス】MIT(オープンソース)
【価格】無料
【ステータス】正式版(v1.0.0・2026年9月14日公開)
【対応OS】Windows / macOS / Linux
【プラグイン形式】VST3 / AU(AUはmacOSのみ)
【表示言語】英語・日本語・韓国語

●GitHubリリースページから直接ダウンロード
●JonET/monksynth プロジェクトページ

GitHubからダウンロード

この記事の最終更新:2026年9月17日

『Delay Lama(ディレイラマ)』とは?今もダウンロードできる?

Delay Lama(ディレイラマ)の象徴的な3D僧侶の画面
MonkSynthで復活した、あの“歌うチベット僧侶”の画面(オリジナルDelay Lamaの意匠を再現)

Delay Lamaは2002年にAudioNerdzから無料配布された、いわゆる"伝説のフリーVST"の1つです。X/Yパッド上にチベット僧侶のキャラクターが浮かんでいて、その僧侶の口の位置を動かすとピッチ(縦軸)と母音(横軸)がリアルタイムに変化する、というユニークなインターフェース。フォルマント合成(FOFシンセシス)を使った独特の"人間の声に似ているけど明らかに人間ではない"サウンドが、エレクトロニカ・IDM・実験音楽系のプロデューサーに広く愛されました。

ただし対応OSはWindows XP/旧Mac OS X世代のまま更新が止まっていて、32-bit時代のプラグインのため、今の64-bit DAWではそのまま使えない状態が続いていました。

「ディレイラマは今でもダウンロードできる?」という検索をよく見かけますが、オリジナルのDelay LamaはAudioNerdzの配布ページに今もフリーウェアとして残っています(Windows 9x〜XP・Mac OS X・Mac OS 9用)。とはいえ今のDAWで音を鳴らすなら、次に紹介する無料リメイク版のMonkSynthが現実的です。オリジナルのファイルは、MonkSynthに“あの僧侶の見た目”を取り込むのに使えます(後述)。

MonkSynthの位置付け

JonET氏が「自分が大好きだったあのプラグインを、現代のDAWでも動かしたい」というモチベーションで、ゼロから新規開発したオープンソース・リメイクです。Delay Lamaそのものの移植・改造ではなく、同じFOF(Formant-Wave-Function)合成方式を採用し、サウンドキャラクターのDNAを継承した「精神的後継機」というスタンス。

MonkSynthの主な特徴

MonkSynthのパラメータ画面(Glide/Vibrato/Vowel/Delayなど)
MonkSynthのコントロール部。左のX/Yパッドでピッチ×母音、右側でビブラートやディレイなどを調整できる

X/Yパッドでピッチ × 母音をリアルタイムコントロール

オリジナル同様、メインのインターフェースは2次元のXYパッド。縦軸でピッチ、横軸で母音を連続的に変化させられます。マウスでXYパッドをぐりぐり動かすだけで「アー」「イー」「ウー」が滑らかに移り変わる、あの独特の"歌"が再現されます。

新規追加された機能

  • ステレオディレイ内蔵:オリジナルにはなかった空間系エフェクトを内部に搭載。Delay Lamaの「Delay」の部分を意識した実装
  • ADSRエンベロープ:音の出方をしっかりエディット可能
  • ユニゾンモード:最大10ボイスのデチューン・ユニゾンで厚みを足せる
  • ファクトリープリセット 5種:出発点となるサウンドが用意されている
  • MIDIフル対応:Note on/off、ピッチホイール、CC1(ビブラート)、CC5(グライド)、CC7(ボリューム)、CC12(ディレイ)、CC13(ボイス)等を網羅
  • ±12半音のオートメート可能なピッチベンド
  • テーマ(見た目)の切り替え:オリジナルDelay Lamaのファイルから僧侶の見た目を取り込めるほか、付属テーマ「Smiley Face...」や自作テーマも使える
  • 日本語表示:セットアップ画面や右クリックメニューが日本語で表示される(OSの言語で自動判定、右クリック→Languageで変更可)。DAW上のパラメータ名は英語のまま

“歌う僧侶”の見た目にするには(クラシックテーマの取り込み)

MonkSynthを初めて起動するとセットアップ画面が出ます。ここでオリジナルのDelay Lamaのファイル(Delay Lama.dll)からクラシックな見た目を取り込むのが、開発者がすすめている手順です。DLLはAudioNerdzの配布ページでフリーウェアとして配布されていて、セットアップ画面にドラッグ&ドロップしても取り込めます。DLLを用意しない場合は、付属のテーマ「Smiley Face...」をワンクリックで選べます。

Logic Pro・GarageBandの場合は、macOSの制限で「ダウンロード」「デスクトップ」「書類」フォルダのファイルを読み込めません。セットアップ画面のリンク(Open themes folder)からテーマ用のフォルダを開き、そこにDLLをコピーすると自動で取り込まれます。

対応環境

  • プラグイン形式:VST3(Windows / macOS / Linux)、AU(macOSのみ)
  • 対応OS:Windows / macOS / Linux
  • インストーラー:Windowsは.exe(VST3をインストール)、macOSは.pkg(VST3とAUをインストール)。Linuxはzipを展開して「MonkSynth.vst3」を ~/.vst3/ にコピー
  • Linux:Ubuntu 22.04ベースでビルドされていて、glibc 2.35以降のディストリビューションが目安(Ubuntu・Debian・Fedora・Arch系で読み込みを確認済み)
  • 動作するDAW例:主要なVST3/AU対応DAW全般(GarageBandを含む)

ダウンロード方法

GitHubのリリースページから、お使いのOS用のインストーラーを直接ダウンロードします。MITライセンスのオープンソースプロジェクトなので、商用利用・改変・再配布も自由(ライセンス表記の維持は必要)。

●JonET/monksynth Releases ページ
●プロジェクトTOP(README / ソースコード)

MonkSynthの使い方(インストールから音を出すまで)

  1. ダウンロード:GitHubのリリースページ(Releases)で、Windowsなら「MonkSynth-1.0.0-Windows-Setup.exe」、macOSなら「MonkSynth-1.0.0-macOS-Setup.pkg」を選びます
  2. インストール:ダウンロードしたインストーラーを実行します(Linuxはzipを展開して ~/.vst3/ へコピー)
  3. DAWで読み込む:DAWでプラグインを再スキャンし、インストゥルメント(音源)としてMonkSynthを挿します
  4. 見た目を選ぶ:初回のセットアップ画面で、Delay Lamaのファイルから僧侶の見た目を取り込むか、付属テーマを選びます
  5. 鳴らす:MIDIキーボードやピアノロールで音を出し、XYパッドを動かします。縦がピッチ、横が母音です
  6. プリセットから始める:ファクトリープリセットを選ぶと早く「それっぽい」音になります。zipで入れた場合は、同梱のpresetsフォルダ内の .vstpreset をVST3のプリセット用フォルダにコピーします

MIDIキーボードのピッチホイールは、初期設定では母音(Vowel)に割り当てられています(オリジナルDelay Lamaと同じ動き)。音程を曲げたい場合は、画面を右クリックして「Pitch Bend」の割り当てをピッチに切り替えます。

こんな方におすすめ

  • オリジナルのDelay Lamaを使っていた、または音は知っているけど現行DAWで動かせなくて困っていた方
  • フォルマント・ボーカル系の独特なサウンドを試してみたいプロデューサー
  • エレクトロニカ・IDM・実験音楽・サウンドデザインのジャンル
  • 無料でユニークなインスト音源を増やしたい方
  • オープンソースのオーディオプラグイン開発に興味があるエンジニア

2026年9月に正式版(v1.0.0)になり、無料で「使ってみる」ハードルは限りなく低い状態。Delay Lamaが好きだった人にとっては嬉しい復活、知らなかった人にとっては音作りの引き出しを1つ無料で増やせる機会です。

ディレイラマ(Delay Lama)に関するよくある質問

Q. ディレイラマ(Delay Lama)は今でもダウンロードできますか?
A. オリジナルのDelay LamaはAudioNerdzの配布ページに今もフリーウェアとして残っています。ただし対応OSはWindows XP・旧Mac OS Xまでの32-bit時代のプラグインで、今のDAWでそのまま使うのは難しいため、音を鳴らすならこのページで紹介しているMonkSynthが現実的です。オリジナルのファイルは、MonkSynthに僧侶の見た目を取り込むのに使えます。

Q. MonkSynthは本当に無料ですか?商用利用できますか?
A. はい。MITライセンスのオープンソースで、ダウンロード・利用は無料です。商用利用・改変・再配布も可能で、ライセンス表記を残すことだけが条件です。

Q. チベット僧侶のスキンは付いていますか?
A. 初回起動時のセットアップ画面で、オリジナルのDelay Lamaのファイル(Delay Lama.dll)からクラシックな僧侶の見た目を取り込めます。ファイルがなくても、付属テーマ「Smiley Face...」を選べます。

Q. スマホ(iPhone・Android)で使えますか?
A. MonkSynthの配布はWindows・macOS・Linux用のプラグイン(VST3/AU)だけで、スマホ用のアプリは公開されていません。

Q. 日本語で使えますか?
A. はい。v1.0.0は画面表示が日本語に対応していて、OSの言語設定に合わせて自動で切り替わります。右クリックメニューの「Language」から変更もできます。DAW上のパラメータ名は英語のままです。

ダウンロードはこちら

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