1983年に登場したヤマハのDX7は、80年代の音そのものを作ったといえるFMシンセサイザーです。その再現版であるArturia『DX7 V』が31%オフの¥17,717になっています。8月17日までです。
FM音源とはどういう仕組みか

FM(周波数変調)は、ある波形を別の波形で揺らして音を作る方式です。アナログシンセのように波形を削って作るのではないため、生楽器っぽい響きから機械的な音まで、アナログでは出せない複雑な倍音が得られます。
エレピ、ベース、マリンバ、ベルといった80年代のヒット曲で耳にする音の多くはこの方式です。ただしFMは音作りが難しいことでも有名で、DX7の実機は「プリセットを呼ぶ楽器」として使われることが多かったほどです。
DX7 Vで改善されている点

実機で最大の難関だった音作りの分かりにくさが、グラフィカルな画面で解消されています。メーカーの説明でも「かつては気の重い作業だったプログラミングが創造的な作業になった」という言い方をしています。
実機からの追加点
- オペレーター波形の追加 — 実機のサイン波以外も使えます
- モジュレーションの大幅な拡張
- アルペジエーターと内蔵エフェクト
- プリセットライブラリ — 80年代の定番音色(エレピ・ベース・マリンバ・シンセ)に加え、新規のサウンドも収録されています
FMを触ったことがなくてもプリセットから入れる作りなので、「FMは難しそう」で敬遠していた人こそ試しやすいと思います。
同じセールで『CS-80 V4』も同額の¥17,717です。こちらは同じ80年代でもアナログの分厚いポリシンセで、系統が正反対です(CS-80 V4の記事はこちら)。
Arturiaは単体81製品がセール中
今回は単体製品が対象で、V Collectionなどのバンドルは対象外です。FXシリーズは49%オフ、音源系は31〜48%オフという構成になっています。対象製品と価格の一覧はArturiaのセール情報まとめにあります。
購入時の注意
Plugin Boutiqueは海外のストアなので、日本時間では表示より早く終わることがあります。狙っているものがあるなら終了日の前日までに決めておくと確実です。