iZotopeから新製品『Photon(フォトン)』が発売されました。完成した曲や動画の音を、AIでボーカル・ドラム・ベースなどに分けたり、ノイズを消したりできるソフトです。iZotopeとBoris FXが初めて共同で開発しました。
この記事では、持っている製品ごとに、Photonをいちばん安く買う方法をまとめています。iZotope全体のセール状況はiZotopeのセールはいつ?をご覧ください。

価格は日本正規ストアの税込表示です。
この記事の最終更新:2026年11月3日
Photon ユーザー別最安購入法
Photonには新規購入のほかに、iZotope製品を持っている人が安く買えるクロスグレード版が4種類あります。持っている製品ごとに、安い順で並べました。
クロスグレードは、対象製品のバージョンを問いません(古いRXでも使えます)。ただし、対象製品をiZotopeのアカウントに登録しておく必要があります。
Photonが欲しい場合
① RX Advancedを持っている場合
クロスグレードで購入(イントロセール対象・11月18日まで)
¥8,500(通常 ¥16,900・50%オフ)
●Photon:RX Advancedからのクロスグレード
② RX Standardを持っている場合
クロスグレードで購入(イントロセール対象・11月18日まで)
¥12,300(通常 ¥24,600・50%オフ)
●Photon:RX Standardからのクロスグレード
③ RX Elementsを持っている場合
クロスグレードで購入(イントロセール対象・11月18日まで)
¥22,000(通常 ¥33,900・35%オフ)
●Photon:RX Elementsからのクロスグレード
④ RX以外の有償のiZotope製品を持っている場合
クロスグレードで購入(イントロセール対象・11月18日まで)
¥29,800(通常 ¥44,700・33%オフ)
●Photon:有償のiZotope製品からのクロスグレード
⑤ 上のどれにも当てはまらない場合
いちばん安い有料製品『VEA』を買ってから、クロスグレード
合計 ¥34,701(VEA ¥4,901 + クロスグレード ¥29,800)
●1. VEA(¥4,901)を買う
●2. Photonへクロスグレード(¥29,800)
VEAは声をきれいにするAIプラグインで、それ自体も使えます。VEAをiZotopeのアカウントに登録してから、手順2に進んでください。
以下購入法は不要です
【参考】新規購入 ¥43,500
(通常 ¥58,600・26%オフ)
⑤のほうが¥8,799安く済みます。
●Photon
公式によると、ブラックフライデーのセール中に、Photonは一部のiZotopeバンドルにも加わる予定です。決まり次第この記事に追記します。
iZotope『Photon』でできること

Photonは、音声や動画のファイルを置くだけで、AIが音を分けたり、ノイズを消したりしてくれるソフトです。単体で動くアプリと、DAWの中で使えるARAプラグインの両方が入っています。
12種類のAIモデルはすべて自分のパソコンのGPUで動くので、音声をクラウドにアップロードする必要はありません。ファイルを置くと処理がすぐに始まり、モデルを選んで強さを調整しながら、その場で聞き比べられます。
曲や動画の音を分ける「DeMix」
- Music 4 Stems/Music 4 Stems Ultra:完成した曲を、ボーカル・ドラム・ベース・その他の4つに分けます。Ultraはより精度の高いモデルです
- Drums 5 Stems:ドラムを、キック・スネア・ハイハット・タム・シンバルの5つに分けます
- Voice 2 Stems:声と音楽の2つに分けます。カラオケ用の音源作りや、動画のBGMの調整に使えます
- Voice Separator:最大6人の話し声を1人ずつに分け、部屋の響きや背景の音も取り出せます
- Cinema 4 Stems:映像の音を、セリフ・音楽・効果音・その他に分けます
声を聞きやすくする「DeNoise」
- Voice Restore:マイクから遠い声やこもった声を前に出し、ノイズ・音量・マイクの音色・響きをまとめて整えます
- Indoor/Indoor Noisy:室内のノイズや部屋の響きを消します。騒がしい場所向けのモデルもあります
- Outdoor/Outdoor Traffic/Outdoor Wind:屋外の雑音、車や街の音、風の音をそれぞれ消します
DAWの中ではARAプラグインとして使える

ARAに対応したDAWなら、Photonをトラックの上で直接使えます。クリップ全体を読み込んで処理するので、複数のモデルをかけて聞き比べるのも手早くできます。
新しいモデルは「Model Manager」から追加でき、入れ直す必要はありません。書き出しはWAV・FLAC・MP3に対応し、動画のファイルなら映像はそのままで、音だけ直して書き出せます。
RXは細かく直すソフトでPhotonは手早く仕上げるソフト
RXが問題の箇所を探して細かく直す修復ソフトなのに対し、Photonはファイルを置いてモデルを選ぶだけで処理が終わる、速さを重視したソフトです。公式も、PhotonはRXシリーズとは別の製品だと説明しています。細かい修復までしたい人はRX、手早く分けたい・きれいにしたい人はPhotonが向いています。
RXの買い方はRX 12の最安購入法、VEAについてはVEAの記事にまとめています。
PhotonはiZotope製品で初めて、Boris FXのインストーラー『Boris FX Hub』でインストールします。手順は購入後に届くメールに書かれています。