Universal Audio『Ocean Way Studios Deluxe』は、レイ・チャールズやフランク・シナトラ、ホイットニー・ヒューストン、Radiohead、Beckらの録音が生まれた名門スタジオ「Ocean Way Studios」の部屋の響きそのものをプラグイン化した製品です。
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Ocean Way Studiosとは|Bill Putnam Sr.が設計した歴史的スタジオ

Ocean Way Studiosは、Universal Audioの創業者Bill Putnam Sr.が設計したロサンゼルスの録音スタジオです。数百枚に及ぶ名盤がここで録音されており、そのスタジオAとスタジオBは世界で最も評価の高い録音空間のひとつとされています。
このプラグインが再現するのは、機材の音だけではありません。「音源・部屋・マイク位置が互いに影響し合う状態」をモデリングする独自のDynamic Room Modeling技術によって、部屋に音を出して録り直したような空気感を得られるのが特徴です。
できること|4つの柱
① スタジオA/Bに音源を「置く」
ボーカル、ドラム、ギターなどの素材を、伝説的なスタジオAまたはスタジオBの中に配置できます。音源の種類(ドラム/アコースティック/ボーカル/アンサンブルなど)に応じてマイクの立て方が変わり、CLOSE・ROOM 1・ROOM 2の3系統でバランスを調整します。
② Bill Putnam Sr.設計のリバーブチェンバー
実在した3つの物理エコーチェンバーを忠実にモデリングしています。公式の説明によれば、これはコンボリューションリバーブやアルゴリズム系とは異なり、音源・部屋・マイク位置の継続的な相互作用まで捉えたモデルとのこと。リードボーカルにわずかな奥行きを足す使い方から、開放的なルームサウンドまで対応します。
③ re-mic(リアンプならぬ「録り直し」)
Ocean Wayの制作現場で実際に行われてきた手法の再現です。トラックをスタジオモニターから部屋に鳴らし、それをマイクで録り直すことで自然な空気感を足します。プラグイン内ではUREI 813コアキシャルモニターまたはAltec A-2シアターキャビネットのモデルを通し、Allen Sides氏の私物コレクションからモデリングされたマイクポジションで捉え直します。
④ アナログコンソールとアウトボード

数々の名盤で使われたコンソールとアウトボードのセクションを搭載。EQ、ダイナミクス(LA-2A/1176LN/VCA160/670などのキャラクター選択)、チェンバーのセンドを1画面で扱えます。
ドラムとボーカル、どちらに効くか
公式FAQでは「特にドラムとボーカルで効果を発揮する」と説明されています。
- ドラム:スタジオA/Bの配置とチェンバーを組み合わせることで、大きな部屋で録ったクラシックなドラムサウンドに特徴的な「サイズ感と減衰」を加えられる
- ボーカル:近めのマイク位置とチェンバーの併用で、明瞭度を損なわずに奥行きだけを足せる
なお、インサートとセンドのどちらでも使用できます。素材によってコンソールやコンプの反応が変わるため、公式は楽器別のプリセットから探すことを勧めています。
動作環境と購入時の注意
- macOS(Apple Silicon対応)/Windows でネイティブ動作。Apolloなどのハードウェアは不要
- Logic Pro・Pro Tools・Ableton Live・Studio One・Cubase・Reaper・LUNAなど、VST/AU/AAX対応の主要DAWで使用可能
- ライセンス管理にiLokアカウント(無料)が必要。iLok USBキーは任意で、購入は不要
- Apollo/UAD-2を持っている場合はDSP版のライセンスも含まれます。また旧「Ocean Way Studios」プラグインも同梱されます
同じセールの空間系プラグイン
今回のReverb / Delay & Modulation Saleでは、他にも名門スタジオ系・空間系が対象になっています。
- UAD Sound City Studios|Nirvana『Nevermind』などを生んだスタジオの再現
- Lexicon 224 Digital Reverb|80年代を代表するデジタルリバーブ
- EMT 140/EMT 250|プレートとデジタルの基準機
- Studio D Chorus|RolandのDimension D再現
UADプラグイン全体の価格やラインナップはUADプラグインの代表製品一覧とセール情報まとめをご覧ください。