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iZotope RX 12, RX 11, RX 10, RX 9の違いを簡潔にまとめてみた【Elements/Standard/Advanced比較】

現在の最新版は「RX 12」です

RX 12のセール最新情報・ユーザー別の最安購入法はRXのセールまとめ記事、iZotope全体のセール(Summer Sale開催中)はiZotope『Summer Sale』まとめをご覧ください。本記事ではRX 9〜12の機能差を整理しています。

2026年5月3日に発売されたiZotope『RX 12』を含め、RX 9 / RX 10 / RX 11 / RX 12 の4世代で、どのエディション(Elements / Standard / Advanced)に何が追加・強化されたのかを簡潔に整理しました。買い替え・アップグレードの判断にお役立てください。

セール情報はこちらの記事でまとめています

RX 11 → RX 12 で新しくなった点(2026年5月3日発売)

最新のRX 12では、ポストプロダクション/音楽制作の両面で新ツールと精度向上が入りました。主な変更点は次のとおりです。

  • Scene Rebalance(Advanced):ステレオの完パケ素材から、台詞・音楽・効果音を分離して個別に調整できる新ツール
  • Stems View(Standard / Advanced):素材をステムに分け、各ステムにRXのツール群を適用できるトラックベースのワークフロー
  • Trim Silence:長尺ファイルの無音区間を自動で検出・削除
  • Breath Control の刷新:息の検出精度が向上し、手作業のゲイン調整を削減
  • De-bleed の刷新:機械学習ベースに作り直され、マイクかぶりからの音源分離が自動化
  • Dialogue Isolate / Music Rebalance の強化:ニューラルネットを刷新し分離精度が向上。リアルタイムで使えるプラグイン版も追加
  • UI・動作:スペクトログラムの大型化、モジュール検索、サイズ可変のHistoryパネル。処理速度も向上

エディションの位置づけ

  • Elements:必須ツール+リペアアシスタント中心の軽量版。手早い補正向け
  • Standard:音楽制作向けの中核。Stems Viewやリバランス系も使える
  • Advanced:50以上のツールを揃えたポスプロの業界標準。Scene RebalanceはAdvanced専用

iZotope RX 9, RX 10, RX 11, RX 12 【Elements版】の違い

まずはElements版で比較します。

ElementsRX 9RX 10RX 11RX 12
Repair Assistant Plug-in
半自動リペア機能
●+性能UP●++更に大幅性能UP
De-click
クリックノイズ音除去
De-clip
クリッピングノイズ除去
Voice De-noise
声音ノイズ除去
De-reverb
リバーブノイズ除去
De-hum
ハムノイズ除去
●+Adaptiveモード対応●+Adaptiveモード対応●+Adaptiveモード対応

Elements版はRXシリーズの根幹をなす半自動ノイズ補正機能「リペアアシスタント」の性能向上が中心となっています。

特に、RX 11のリペアアシスタントは声のノイズ除去が強力になっているので、RX 9からはもちろん、RX 10からのアップグレードでも違いを実感しやすいと思います。

ただ一つ迷いどころなのは、Elements版には基本的にアップグレードによる割引購入が用意されていないところ。ここはお財布と相談です。

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iZotope RX 9, RX 10, RX 11, RX 12 【Standard / Advanced版】の違い

RX 9, RX 10, RX 11の3つで差がある機能と新しく追加された機能のみを以下にまとめます。(全てに共通して搭載された、差のない機能は省略します)

  • 「●」はStandardとAdvancedの両方に搭載された機能
  • 「◇」はAdvancedのみに搭載された機能
  • 「+」は性能向上や追加機能を示します
RX 9RX 10RX 11RX 12
Scene Rebalance
ステレオ完パケから台詞/音楽/効果音を分離
◇[Advancedのみ・RX 12で追加]
Stems View
ステム単位でRXツールを適用
●[Standard/Advanced・RX 12で追加]
Trim Silence
無音区間を自動で検出・削除
●[RX 12で追加]
Dialogue Contour
声のピッチ・エンベロープ調整
◇[Advancedのみ]◇[Advancedのみ]◇[Advancedのみ]
+より細かく調整可能に
◇[Advancedのみ]
Streaming Preview
各プラットフォームで聞こえる音を再現する機能
Loudness Optimize
ラウドネス自動調整機能
Mid/Side Mode
ミッドサイド編集
Audio Devices Refresh
RXを再起動することなく、環境設定よりオーディオデバイスを変更可能に
Music Rebalance
ボーカル、ドラム、ベース、その他を抽出する機能
+性能UP+ニューラルネット刷新・リアルタイム版
Dialogue Isolate
話し声だけを抽出する機能
◇[Advancedのみ]◇[Advancedのみ]●[Standardでも利用可能に]

◇[Advancedのみ追加機能]
◇+性能UP
◇+リバーブ対応
●[Standard対応]
+ニューラルネット刷新・リアルタイム版
Repair Assistant
半自動リペア機能
+性能UP++更に性能UP
Text Navigation
会話内容がテキスト化される機能
(英語のみ対応)
Multiple Speaker Detection
発話者の聞き分る機能
First time user experience
チュートリアルツアー
Repair Assistant Plug-in
半自動リペア機能のプラグイン版
Spectral Recovery
失われた音声帯域を復元する機能
◇[Advancedeのみ]◇[Advancedのみ]
+低音域も対象に
◇[Advancedのみ]
+低音域も対象に
◇[Advancedのみ]
De-hum
ハムノイズ除去機能
+Adaptiveモード対応+Adaptiveモード対応+Adaptiveモード対応
Selection Feathering (w frequency)
編集箇所の境目にクロスフェードをかけて自然にする機能

Standard版ユーザーにとって最も大きなRX 11の変更点は、「Dialogue Isolate」の搭載です。AdvancedをAdvancedたらしめる機能のひとつがStandard版でも利用できるようになったことで、今まではAdvancedがほぼ必須だったポスプロ系の用途でもStandard版が選択肢に入るようになりました。

Advanced版ユーザーにとっては低音にも対応した「Dialogue Contour」と、上級機能が開放され、リバーブもコントロールできるようになった「Dialogue Isolate」が魅力的。

RX 9ユーザーであれば、RX 11の根幹をなす半自動ノイズ補正機能「リペアアシスタント」の性能向上ぶりはかなり実感しやすいはずです。また、RX 10から搭載されたDe-humのAdaptiveモード対応(Learnしなくてもノイズ除去ができるもの)は利便性の向上につながるでしょう。

RX 11ではRXを再起動せずに環境設定画面からオーディオデバイスを変更できるようになりました。これも地味ながら便利なはずです。

RX 12のポイントは、Advancedの「Scene Rebalance」と、Standard / Advancedで使える「Stems View」。ステレオ完パケや個別ステム単位での処理が一気にやりやすくなりました。Dialogue Isolate / Music Rebalanceの分離精度も上がり、リアルタイム版も加わっています。

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RX 12の最安購入法【クロスグレード・アップグレードも対応】

以下記事にiZotope製品の所持状況によって買える様々なアップグレード・クロスグレードをまとめて最も安く購入する方法解説していますので、ぜひご活用ください。

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