「Hive 2」は、u-heによるフラッグシップ級のソフトシンセです。わかりやすいレイアウトとウェーブテーブルが特徴的な柔軟なシンセです。
u-he「Hive 2」:軽快ながら奥深いフラッグシップシンセ
2系統のオシレーターや強力なモジュレーション・マトリクス、ウェーブテーブル機能、豊富なエフェクトをコンパクトにまとめたインターフェイスで、モダンなEDMからアナログライクなシンセサウンドまで幅広くカバーできます。
モジュレーションやウェーブテーブルまでしっかり載っている全部入りシンセの立ち位置です。
Hive 2ってどんなシンセ?
・2レイヤー構成+柔軟なモジュレーション
2系統のオシレーターとサブオシレーター、フィルター、エンベロープ、LFOをコンパクトにまとめた構成で、12スロットのモジュレーション・マトリクスからほとんどのパラメータを自在に変調できます。シンプルなのに、かなり深い音作りが可能です。
・ウェーブテーブル対応でモダンなサウンド
Hive 2ではウェーブテーブルを搭載し、中央の六角形パネルから波形の切り替えやスキャンを行えます。エンベロープやLFOで波形位置をモジュレーションしたり、ループ再生で動きのあるテクスチャを簡単に作れるのが強みです。
・シェイプ・シーケンサーとアルペジエイター
内蔵のシーケンサー/アルペジエイターは、ノートを記録して回転させたり、リズムやアクセントを細かくコントロールできる仕様。動きのあるベースやプラック、アルペジオパターンを素早く作るのに向いています。
・内蔵エフェクトとXYパッド
ディレイ/リバーブ/コンプなどのエフェクトも充実していて、モジュレーション・マトリクスからエフェクトパラメータを動かすことも可能。XYパッドに複数パラメータを割り当てて、手元の操作で大きく表情を変えるようなライブ向きの使い方もできます。
プリセットデモ
デモトラック
どんなジャンルに向いている?
モダンなEDM、トランス、フューチャーベース、シネマティック、アンビエントなど、「シンセが主役」になる系統のトラックと相性が良いです。アナログ寄りのパッドやベースはもちろん、ウェーブテーブルとモジュレーションを組み合わせれば、グリッチ寄り/変態系のサウンドにも振れます。
プリセットも豊富なので、まずは好みのバンクを中心にレイヤーしたり、モジュレーション量だけ触ってみる使い方でも十分戦力になりえます。