iZotope『Equinox』は、2025年4月に発売されたiZotopeのリバーブプラグイン。
iZotopeのリバーブ製品の中でフラッグシップ製品に位置づけられています。
この記事では、新規での購入はもちろん、iZotope製品の所持状況によって買える様々なアップグレード・クロスグレードをまとめて、ユーザー別に最も安く購入できる方法を解説します。
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この記事の最終更新:2025年4月17日
『Equinox』はiZotopeの新しいフラッグシップリバーブ
iZotope『Equinox』は、2025年4月に発売されたiZotopeのリバーブプラグイン。
Exponential Audioの「Stratus」と「Symphony」の両方をこのEquinoxが含有しており、iZotopeとExponential Audio新しいのフラッグシップ製品のポジションとなりました。
Exponential Audio歴代製品を『Equinox』1製品が内包
Exponential Audioはもともと多数の製品が販売されていました。
- PhoenixVerb
- PhoenixVerb Surround
- Nimbus
- Stratus
- Stratus 3D
- R2 Surround
- R4
- Symphony
- Symphony 3D
数が多くとても複雑に見えますが、その実はとてもシンプル。
リバーブエンジンは2種類しかない
自然な響き (全て同じリバーブアルゴリズム) | PhoenixVerb PhoenixVerb Surround Nimbus Stratus Stratus 3D |
個性ある響き (全て同じリバーブルゴリズム) | R2 R2 Surround R4 Symphony Symphony 3D |
リバーブの種類は以上の2種類のどちらかで、製品ごとにチャンネル数や機能が異なるものとなっています。
2022年に統廃合が行われ、各リバーブルゴリズムの最も高性能版のみが残ることになりました。
2022年の統廃合
自然な響き (全て同じリバーブルゴリズム) | Stratus Stratus 3D |
個性ある響き (全て同じリバーブルゴリズム) | Symphony Symphony 3D |
例えば、R2やR4も持っている人はSymphonyを買えばもとのリバーブと同じ音を再現できることになります。
そして今回販売された「Equinox」は、StratusとSymphonyの両方のリバーブルゴリズムが搭載されました。これにより、ExponentialAudioのすべての製品を実質この1製品で再現できることになります。
Exponential Audio「Symphony」と「Stratus」のプリセットを収録
Exponential Audio各製品のリバーブサウンドを再現できるだけでなく、SymphonyとStratusのプリセットをEquinoxにも収録しています。
さらに、StratusとSymphonyで作成したプリセットもワンクリックでインポート可能。
プリセットの検索機能も刷新されており、複数キーワードにも対応しています。

Equinoxは各バンドルに収録される
Equinoxは以下3つのバンドルに新たに収録されます。
- Music Production Suite 7 → 7.1
- RX Post Production Suite 8.5 → 8.6
- iZotope Everything Bundle
この3製品には「Symphony」と「Stratus」の両方が収録されていますが、今回は「Eqhinox」が追加されてからも続投となります。