Rhodes『Anthology』は、歴代Rhodesの代表的な4モデルをまとめて楽しめる公式エレクトリックピアノ音源です。
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この記事の最終更新:2026年3月11日
Rhodes『Anthology』
4つの時代のRhodesを、1本の公式コレクションにまとめた音源
『Anthology』は、Rhodesの代表的な4モデルを収録した公式コレクションです。単体で1台を深く掘るV8系とは違い、年代ごとのキャラクター差を弾き比べながら、Rhodesという楽器そのものの広さを楽しめるのが魅力です。
Rhodes公式の説明では、Anthologyはクラシックかつレアな4種類のRhodesを、演奏性とサウンドの両面で最適化してまとめた製品です。Miles Davis、Herbie Hancock、Stevie Wonder、The Beatlesなど、多くの歴史的作品で鳴ってきたRhodesサウンドの系譜を、現代の制作環境で扱いやすくした一本になっています。
収録されている4モデル
- Rhodes MK1 Stage 73(1976)
70年代を象徴する定番モデル。ジャズ、ロック、ソウルで広く使われた、最もイメージしやすいRhodesサウンドです。 - Sparkletop 73(1965)
鈴のようなベル感が印象的な初期Rhodes。Miles DavisやThe Beatlesの文脈でも語られる、独特のきらびやかさがあります。 - Rhodes MKV 73(1984)
改良されたアクションと広いダイナミックレンジが魅力の後期モデル。滑らかさと芯の強さを両立しやすいタイプです。 - Rhodes MK7 73(2010)
MIDI実装を備えた比較的新しい世代。クラシックなRhodesらしさを持ちつつ、よりモダンな感触もあります。
V8 Pro譲りの音作り機能
Anthologyの大きな強みは、ただ4台のサンプルを切り替えるだけでは終わらない点です。Rhodes公式FAQでは、MK8 / V8 Pro由来のプリアンプ、EQ、パンニング、コーラス、フェイザー、ディレイ、リバーブ、キャビネット、アンプ、マイク選択まで含めた音作りが可能とされています。
さらに、Global Tune や Timbre Shift も搭載。単にビンテージ感を楽しむだけでなく、ミックスの中で馴染ませたり、少し現代寄りに寄せたりといった調整もしやすくなっています。Rhodesらしさを保ったまま、制作向けに扱いやすくした設計です。
導入前に見ておきたい点
Anthologyは14日間のトライアルが用意されています。一方で、現時点のRhodes公式FAQでは、Anthologyはスタンドアロン動作に対応しておらず、使用にはDAWなどのホストが必要とされています。普段プラグイン運用が前提の方なら問題ありませんが、単体アプリ感覚で使いたい場合はここは先に確認しておきたいところです。