Synthogyのピアノ音源「Ivory」はハイグレードなピアノ音源として一定の地位を確立しているシリーズ。現在、最新世代のIvory 3と、ロングセラーのIvory IIがラインアップされています。
この記事では、Ivoryのセール情報を随時まとめていきます。過去のセール価格もまとめていきますので、価格比較にもお役立てください。
最新のセール情報
2025/12/03 更新。年末の大型セール開催です。
アップライト主体で手軽に導入できるIvory 3 LEシリーズから、定番グランドを網羅したIvory IIのバンドルまで、合計9製品が対象。
Ivory 3 ― 最新エンジンで“本物のタッチ”に近づけるピアノ音源
RGBエンジンと高解像度ベロシティで、ダイナミックレンジの広いピアノを再現
Ivory 3では、鍵盤の押し方に応じて連続的になめらかに音色が変化する「Real-time Gradient Blending(RGB)エンジン」が採用されています。細かいタッチの違いがきちんと音に反映されるので、ベロシティの段差が気になる人や、生ピアノに近いレスポンスを求める人に向いた世代です。
今回のセール対象はアップライトに特化したIvory 3 LEシリーズと、コンサートグランド2機種(American Concert D/German D)。 アップライトのキャラクターを中心に集めつつ、必要に応じてコンサートグランドを追加、という組み合わせがしやすくなっています。
アップライトをまとめて揃えるなら:Ivory 3 LE Uprights(Modern/Vintageバンドル)
モダン系アップライトとヴィンテージ系アップライトをまとめたパッケージ。 1本ずつ買うより安く、Ivory 3のアップライト路線を一気に押さえられるので、「まずはアップライトをしっかり揃えたい」人向けです。
ソロピアノやポップスに:Ivory 3 LE Modern Upright
現代的でクリアなアップライト。ポップスやバラード、ゲーム音楽など、コード主体のアレンジでも輪郭が埋もれにくいタイプです。ソロでの弾き語りや、打ち込みメインの楽曲に1本足しておきたいときに。
ローファイ~映画的な雰囲気に:Ivory 3 LE Vintage Upright
ヴィンテージ系アップライトのキャラクターを収録したエディション。響板や筐体のクセが音に表れやすく、ジャズやシネマティック系、ローファイ・ヒップホップなど、少し“味”のあるサウンドを作りたいときに合わせやすいです。
王道のスタインウェイ・コンサートグランド:Ivory 3 American Concert D
スタインウェイD型を元にした、王道のコンサートグランド。オーケストラとの共演や、壮大なバラード、シネマティックなスコアまで、幅広い場面で「まずこれを選べば外さない」タイプの音です。
フォーカスのあるドイツ系サウンド:Ivory 3 German D
ドイツ系グランドらしい芯のあるトーンで、クラシックはもちろん、ピアノトリオやロックの中でも輪郭がしっかり出てくれるキャラクター。 American Concert Dよりもややタイトな印象が欲しいときに合います。
Ivory II ― 定番バンドルで“クラシックなIvory”を手堅く押さえる
長年使われてきた安定版。
Ivory IIは、長く定番として使われてきた世代。ライブラリの種類が豊富で、複数のグランドピアノやアップライトをまとめて収録したバンドルが揃っています。最新エンジンのIvory 3と比べるとシステム要求もやや軽く、既存の環境で使いやすいのもポイントです。
代表的なグランドをまとめて:Ivory II Grand Pianos/Studio Grands
Grand PianosはSteinway D、Bösendorfer 290、Yamaha C7といった王道グランドのセット。いわゆる「Ivoryといえばこの音」というイメージに近いバンドルです。
Studio Grandsは、よりレコーディングスタジオで使いやすいチューニングのグランドを集めたパッケージ。ポップスや劇伴など、ミックスに馴染ませやすいサウンドを中心にしたい人はこちらが向いています。
ソロでもミックスでも使いやすい単体グランド:Ivory II Italian Grand
イタリア製グランドを収録した単体ライブラリ。華やかで抜けの良いトーンなので、ソロピアノや劇伴、ポップスなど、前に出したいメロディラインにもよく合います。
アップライト好きなら:Ivory II Upright Pianos
複数のアップライトを収録したバンドル。ビンテージ系のくたびれた音から、現代的なアップライトまで、キャラクター違いをまとめて押さえたい人向けです。Ivory 3のアップライトと比べて、少し“クラシックなIvory感”を求めるときに。