この記事ではExponential Audioのリバーブ全製品のセール情報、販売情報をまとめます。
正確にはExponential AudioはiZotopeに吸収され、iZotopeはNative Instrumentsに合併されたので、現在Exponential Audioは実質Native Instrumentsのものとなっています。
販売されているExponential Audioのリバーブ製品は1製品のみ
もともとExponential Audioのリバーブ製品には10種類のラインアップがありましたが、2022年に統廃合されて4製品となりました。
2022年の統廃合後
- Stratus
- Stratus 3D
- Symphony
- Symphony 3D
さらに2025年4月に整理された結果、1製品『Equinox』が新たに発売されるとともに、これら4製品も全て廃盤となりました。
廃盤になった以下製品と同等のリバーブアルゴリズムを搭載しているのでで、現行製品『Equinox』でほぼ再現可能です。
ストアは以下↓
iZotope『Equinox』
廃盤製品一覧&同一のアルゴリズムで代替えできそうな製品
廃盤製品 | 以下現行製品と同一アルゴリズム |
---|---|
PhoenixVerb PhoenixVerb Surround Nimbus Stratus Stratus 3D | Equinoxに同等のリバーブアルゴリズムを搭載 |
R2 R2 Surround R4 Symphony Symphony 3D | quinoxに同等のリバーブアルゴリズムを搭載 |
今まで販売されていたSymphony とStratusの違いはリバーブアルゴリズムにあった
StratusとSymphonyは、2025年4月まで販売されていたExponential Audioのリバーブプラグイン。UIや使い方や機能は基本的に両製品とも同じで、違いはリバーブアルゴリズムにあります。
Stratusは自然で透明感のある響きが特徴で、現実的な空間再現に向いています。映像作品やナレーションなども扱いやすいでしょう。
一方、Symphonyは音楽的で華やかなリバーブを持ち、ボーカルや楽器を豊かに彩る用途に使われることが多い印象です。
どちらも2022年のアップデートで最新のUIが搭載され操作性が向上し、Stratus / Symphonyは7.1ch、Stratus 3D / Symphony 3Dは22.2chと全てマルチチャンネルに対応。目的に合わせて選べば、空間表現の幅が広がります。
今購入できるのは最新の「Equinox」のみに
2025年4月にiZotopeブランドから発売された『Equinox』は、StratusとSymphonyのアルゴリズムをどちらも搭載しているので、Exponential Audioのリバーブアルゴリズムを実質全てカバーしています。
さらにiZotopeのリバーブプラグインのなかでも高い評価を受けていたAuroraの動的アンマスク機能まで搭載されており、Exponential Audioのロゴこそ消えたものの、その中身はExponential Audioの上位互換版のような存在となっています。
よって、Exponential Audioのリバーブがほしいのであれば『Equinox』を購入しておけば問題ありません。
ストアは以下↓
iZotope『Equinox』
Equinoxのセール情報については以下記事にまとめているのでご参考にどうぞ。過去のセール情報、価格情報もまとめていますので価格比較にもご利用ください。