『Komplete 15』は、シンセやサンプル音源、エフェクトなどNative Instrumentsの様々な製品をパッケージしたバンドルです。
この記事では、『Komplete 15』各エディションのセール情報を随時まとめます。
最新/最近のセール情報
3月4日、セール「Komplete & Friends 2025」が始まりました。2025年4月1日まで開催されています。
セール概要
- Komplete & Friends 2025が3月31日まで開催。この記事でまとめています。
- Komplete 15 Standard、Ultimate、Collector's Editionが20%オフで購入可能。
- アップグレード、クロスグレードもセール対象です。
- セール対象製品購入でインストゥルメントが特典としてもらえます
- 特典1: Electro by Teletone Audio:Standard以上
- 特典2: Slower by e-Instruments:Ultimate以上
- 特典3: 80 by Sonokinetic:Collector’s Editionのみ
- Komplete 15 Select "半額"キャンペーンが3月31日まで開催。この記事でまとめています。
- Komplete15 SelectのBeat、Band、Electronicの3製品がそれぞれ半額となっています。
Native Instruments『Komplete 15』
『Komplete 15』は、シンセやサンプル音源、エフェクトなどNative Instrumentsの様々な製品をパッケージしたバンドル。
グレード別に4種類のバンドルが用意されています。
- KOMPLETE 15 SELECT(15ではSelectのみジャンル別で3種類に分かれました。)
- ビートメイカー向け:Select Beat
- バンド音楽やアイデア出し向け:Select Band
- エレクトロニック音楽向け:Select Electronic
- KOMPLETE 15 STANDARD
- KOMPLETE 15 ULTIMATE
- KOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITION
Komplete 15とともに『Kontakt 8』が登場!
Komplete14→15のアップデートに伴い、Kontakt 8が発表されました。これに伴い、Komplete 15 Standard以上に付属するKontaktはKontakt 8となります。
サウンドの生成、モジュレーション、プレイバックまわりが拡充されていることが垣間見えます。
Komplete 14 | Komplete 15 |
---|---|
Kontakt 7 | Kontakt 8 |
Tools:クリエイティブ機能
新旧を問わず、すべてのKontaktインストゥルメントで使える機能「Tools」が登場。
初回リリースでは、MIDIコンテンツとランダマイズ機能を備えたChordsとPhrasesが搭載。

Leap:ループを簡単に操作、演奏
ループを簡単に演奏、操作するためのツール「Leap」が登場。
アイデア出しのほか、パフォーマンスエフェクトを加えたり、ジャムセッションを作れます。まずは、特定のジャンルやスタイルに合わせて収録したLeap Expansionsシリーズですぐに体験できます。
Conflux:実験的なサウンドデザインのKontaktインストゥルメントの第一弾
オリジナルのPPGウェーブテーブルやFM、Phase Modulation、そしてRing Modulationなどを駆使し、オーガニックとシンセティックなサンプルをレイヤーすることで、静的なサウンドにリアルタイムでダイナミックな動きを加えることができます。
数百種類のインストゥルメントが付属
KontaktのFactory Libraryには、数百種類の精巧にサンプリングされたインストゥルメントが収録されています。
Orchestral Toolsの定評あるコレクションやHybrid Keysを含む、アコースティックからエレクトロニックまで豊富な選択肢が揃っており、演奏&カスタマイズ可能なサウンドをすぐに扱えます。

各エディションの違い【Select / Standard / Ultimate / Collector's Edition】
Kompleteは各エディションごとに収録内容が異なります。
Komplete 14 → 15 | Select | Standard | Ultimate | Collector's Edition |
---|---|---|---|---|
インストゥルメントと エフェクト | 19→未掲載 | 87→95以上 | 140→150以上 | 148→165以上 |
Expansionの数 | 8→未掲載 | 39→50以上 | 65→80 | 103→120 |
サウンド | 15,000以上 →未掲載 | 43,000以上 →50,000以上 | 84,000以上 →100,000以上 | 141,000以上 →150,000以上 |
最低限 必要な空きディスク容量 | 8~20GB | 60GB | 60GB | 60GB |
ダウンロードサイズ (圧縮時) | 10~31GB | 300GB | 850GB | 1,100GB |
定価 | ¥15,300 | ¥92,500 | ¥185,100 | ¥277,800 |
Standard以上で最も大きな差となっているのはサンプルの収録数です。Ultimate以上となるとかなり量が増えるので、特にさまざまなジャンルでの制作を希望する中級者以上のユーザー向けになります。
最廉価版「Select」の位置づけ
他の3エディションと比べて最廉価版のSelectに限っては扱いが異なります。
NI製品の基幹をなすプラットフォーム「KONTAKT」と「REAKTOR」がSelectには収録されていない点がStandard以上との大きな違い。Selectでは代わりに無料版の「KONTAKT 7 PLAYER」と「REAKTOR 6 PLAYER」を使うこととなります。(無料版はSelectを買わなくても、もちろん誰でもダウンロード可能です。)
一部のNI製ハードウェアの登録オーナーには無償で配布されることからも、Selectは「NI製品を使った実際の音楽制作を本格的に体験できる」ことを目的としたような製品となっています。
Select | Standard | Ultimate | Collector's Edition |
---|---|---|---|
KONTAKT 8 PLAYER | KONTAKT 8 | KONTAKT 8 | KONTAKT 8 |
REAKTOR 6 PLAYER | REAKTOR 6 | REAKTOR 6 | REAKTOR 6 |
KOMPLETE KONTROL | KOMPLETE KONTROL | KOMPLETE KONTROL | KOMPLETE KONTROL |
とはいえ、Selectを音楽制作に役立てることはもちろん可能で、有名なソフトシンセ「MASSIVE」なども収録されています。価格は大幅に抑えられていますが、初心者のかたや、必要な基本ツールだけを求めるユーザーに適した内容なのでSelectを選ぶ際は注意が必要です。