Polarityの4バンド・マルチバンドダイナミクス『Polarity-MD』が無償配布中です。上方向/下方向コンプレッションに加えて、バンド別クリッピングやLUFSメーターも搭載。Windows / macOS / Linuxに対応しています。
最新/最近の無料配布情報
2026年2月13日更新。公式ページ上では「Free forever」として無料で公開されています。
Polarity『Polarity-MD』
上/下方向コンプ+バンド別クリッピングの「OTT系」4バンド・マルチバンドダイナミクス(永久無料)
Polarity-MDは、上方向(Upward)/下方向(Downward)コンプレッション、バンド別クリッピングを備えた4バンド・ダイナミクスプロセッサーです。Windows / macOS / Linuxで動作し、VST3 / CLAP / LV2(macOSはAUも)に対応しています。
Polarity-MD
4バンド・ダイナミクス(上方向+下方向コンプレッション)と、バンド別クリッピング。Windows / macOS / Linuxで、VST3 / CLAP / LV2として動作します。
- 拡張コントロールを表示できる高度なGUIモード
- グローバル・クリップ閾値パラメータ
- GUIからコンプレッサーのアタック/ディケイを調整可能
- バンドのソロ(各バンドのミュート/ソロ)
- プロセッサー間の正規化/レベルマッチ+出力ゲイン
- リニアフェーズ・クロスオーバーのオプション
- JUCEによるオーバーサンプリング
- バイパス機能
- UIグラデーションの色相シフト(teflora提供)
- ウィンドウ状態の保存(位置/サイズの復元)
- プラグインヘッダーに内部サンプルレート表示
- アクセシビリティ:コントロールにタイトル/ARIAラベルを追加
タグ:永久無料 / アカウント不要 / テレメトリーなし / iLok不要 / Windows・macOS・Linux / VST3・CLAP・LV2・AU
特徴
Dynamics Control(ダイナミクス制御)
Loud drums, loud masters
ドラムバスをパンチーに、マスターをラウドに。グローバルのAmountノブで、全バンドのコンプレッサー比率を一括調整できます。ワンターンで全体をコントロール。
Up/Down Compression(上/下方向コンプレッション)
OTT-style multiband
定番OTTのように、上方向コンプレッションで小さい音を持ち上げ、下方向コンプレッションでピークを抑えます。全バンド共通で、スレッショルド/レシオ/アタック・リリースを操作できるグローバルノブを搭載。
Per-Band Clipping(バンド別クリッピング)
Clipper on every band
各バンドでピークを切って、ラウドでパンチのあるドラムに。Post-FX側には0 dBのハードクリッパーがあり、赤(クリップ)に当たりにくくします。任意のクリップメーターをクリックすると、削られている成分を試聴できます(デルタモード)。
Pre/Post FX Stages(Pre/Post FXステージ)
Shape in, shape out
Pre-FXは4バンド分割に入る前の音量・圧縮量を決めます。Post-FXは最終出力レベルを整形。シグナルチェーン全体をまとめてコントロールできます。
LUFS Metering(LUFSメーター)
Before & after loudness
内蔵LUFSメーターで、処理前/処理後のラウドネスを正確に表示。ラウドネスの把握が一目でできます。
Band Splitting(バンド分割)
Custom or preset crossovers
クロスオーバー周波数を自由に設定、またはプリセットを使用できます(クラシックなOTTサウンド、マスタリング用スプリットなど)。4バンドのLinkwitz-Rileyで精密に分割します。
Linear Phase Crossovers(リニアフェーズ・クロスオーバー)
Parallel-safe filtering
リニアフェーズのクロスオーバーフィルターに切り替えることで、パラレルチェーンでも位相挙動がよりクリーンになります。
4x Oversampling(4倍オーバーサンプリング)
Smoother high-end clipping
ワンボタンで4xオーバーサンプリングを有効化。コンプレッサーやクリッパーを強くドライブしたときのエイリアシングを減らし、より滑らかなサウンドにします。
Per-Band Normalizer(バンド別ノーマライザー)
Balance and max loudness
各バンドにノーマライザーを搭載。帯域バランスを整えつつ、よりラウドでコントロールされた結果を得やすくします。
Solo + Clip Delta Per Band(バンド別ソロ+クリップ・デルタ)
Hear what changes
各バンドをソロにして問題箇所をチェック。さらに各バンドにクリップ・デルタを用意し、クリッパーが何を削っているかを正確に聴けます。
Pro Mode(プロモード)
Finer control when needed
Pro Modeを切り替えると、追加コントロールや高度なボタンが表示されます。通常ワークフローはシンプルなまま、必要なときだけ細かく追い込めます。
Global Input Gain(グローバル入力ゲイン)
Drive all bands together
マルチバンド分割の前段にあるグローバル入力ゲインで、全バンドをまとめてクリップ/コンプへプッシュできます。
Tooltips + Accessibility(ツールチップ+アクセシビリティ)
Clear labels and screen reader support
小さなツールチップで各コントロールを説明。各ノブには適切なラベルとタイトルが付与され、スクリーンリーダー対応も改善されています。
Window Recall(ウィンドウ復元)
State saved on reload
プラグインのウィンドウサイズと位置は自動で保存され、再オープン時に復元されます。
信号の流れ
Pre-FX
±24 dBのトリムで、整形前のヘッドルームを設定。ワイドバンドの上/下方向コンプ+クリッパーで、エンベロープの質感を作ります。
4 Bands
各バンドごとに、上/下方向のスレッショルド、レシオ、タイミング、入力トリム、クリッパーを搭載。24 dB/octのLinkwitz-Rileyクロスオーバー。
Post-FX
上/下方向コンプ、出力ゲイン、ブリックウォール・クリッパーで最終仕上げ。